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今日、企業の求める人材

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今日、企業の求める人材

ここ数年、日本の会社を取り巻く環境は大きく変わってきました。年功序列や終身雇用が崩壊し、リストラ(人員削減)が敢行され、そこまで行っても、会社がこれから先、存在していく保証が無くなってしまったとても厳しい時代になってしまいました。

このような時代に求められる人材というのは、どのような人なのでしょうか?

変化の激しい時代に必要な能力とは~グローバルに活躍する企業のトップからのメッセージ

株式会社Asian Triangle社長 吉田幸市
株式会社Asian Triangle
社長 吉田幸市

実は、就職を希望する側と雇用する側との間の考え方に過去にはない違いが生じてきています。これから働こうという方々、その親御様、先生方はこの変化にあまり気づかれていないように感じられます。

テレビ、新聞をはじめとしたマスコミでもとりあげられているように、学歴、知識があるということだけでは、今の時代はなかなか会社に就職ができなくなってきています。

この変化は何が原因で生じてきたのでしょうか。

実は変化の激しい時代は、チーム力、組織力に代表される人と人との関係性がとても重要になります。なぜかと言いますと、個人ひとりがどんなに優秀だとしてもその影響力はとても小さいものであり大きな時代の流れに押し流されてしまいます。重要なのは個人個人がそれぞれの個性を活かし一つの大きな全体として力を発揮する仕組みを、今、伸びている会社は作り、実践しています。

これを実現するために最も重要視されるのが、人と人との関係性、すなわち、コミュニケーションの力です。しかし、注意したいのは、ここでいうコミュニケーション力がある人とは、話術が上手いとかを指すのではなく、

  • 挨拶をしっかりする
  • 大きな声で返事報告をする
  • 時間を守る
  • 約束(指示)されたことを違えず、しっかり実行する
  • 任されたことは最後までやり遂げる(基礎体力がある)

などなど、関係する人々との信頼関係を結ぶための基礎をしっかりと身につけた人の事をいいます。
 これらは、チームや組織で働くためのもっとも重要な土台で、この力が備わっていない人は、どんなに仕事の技術や能力が高くても働き続けることが難しいのが今の時代です。

健常者の多くの若者でさえも、この能力をしっかり身につけているものはそんなに多くなく、その結果がニートと呼ばれる若者を数多くつくりだしている原因の一つになっている事実は皆様もご存知のとおりです。

光の村の教育は、まさに今の時代を生き抜くために求められる基礎能力、体力をしっかり身につけることを重視した採用する企業側にとってもとても素晴らしいものであります。「とりあえず働き口を」という短期的な視野の短い思考ではなく、長い視野に基づき採用する会社側の求める本質を知り、しっかりとした土台作りをされることの方が、最終的には一番の近道になるのではないでしょうか。

光の村の教育を通して、1人でも多くの方々がしっかりとした裏付けのある自立への道を歩まれていくことを心より応援しております。

プロフィール

吉田幸市1966年5月1日生 明治学院大学法学部卒業
平成23年3月本格的に国内中小・中堅企業の海外市場創出を実現することを目的とした国内法人、株式会社Asian Triangle JAPANを設立。ならびに同年4月に、AsianTraiangleViennam(ベトナム・ホーチミン)、AsianTraiangleTradingCambodia(カンボジア・プノンペン)に現地法人を設立。香港、中国(深セン)に提携アライアンスパートナーを擁し、東南アジアを中心としたアジア市場創出による日本の中小・中堅企業再生の仕組みを構築すると同時に実践。ベトナムホーチミンでは日系美容院としては初めての試みと思われる100%ベトナム人を対象とした日本人美容師が施術する美容院の資本参加、経営を行なう。カンボジアにおいてもカンボジア産のミネラルウォーターを初めて日本に輸入(福島県相馬市への援助物資として)、またプノンペンを中心とした市場において日本製化粧品ならびに中古バイクの市場創出を手がけている。両国において、邦人か否かを問わず実業を中心として構築した人脈をベースに、効果的効率的に市場創出を行なう。このようなノウハウ・事例を求められ、イオン(株)の海外進出チームを対象としたベトナム、カンボジア進出についての講演を行なう。現在は中小・中堅企業の市場創出を具現化するために月の約半分を東南アジアにて過ごす。

ケース1 勤続表彰をもらう

働いて19年間、病気で休んだり、遅刻をすることはなく、真面目な勤務態度。

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応援します、千葉光の村授産園の取り組み~国会で障害者教育の重要性と当園の取り組みを述べてもらいました。

衆議院議員 内山晃氏
元 衆議院議員
内山晃氏

「障害者の求職者の38.8%、授産施設等利用者の45.7%が短時間労働を希望していると厚生労働省の資料にありますけれど、なぜこのようなニーズであるのか。(中略)やはり一般の人たちと同じように現実的な労働にたえられるような体力、精神力を身につける本当の意味での自立を目指すような教育機関を確立していくことが非常に大切じゃないかと。大臣、どう思いますか」

「先日、(千葉光の村授産園の)運動会に顔を出しまして、その運動会のプログラムを見ていましたら、和太鼓ですね、これもリズミカルにものすごくやはりうまく打つんですね。さらには器械体操。跳び箱の上で逆立ちをして前に前転をする。これは私でもできないなと思うようなことがもうきびきびとできるんです。外見からはとても知的障害者というふうには全くわからない。でも、ここの職員の献身的な教育といいますか努力によって、そういう形に持っていけるという、やはり教育はすごく大切だなと感じた次第でありますけれども、ぜひ障害者の教育というところにも力を入れていただきたいなと。そうすれば短時間労働を希望するニーズの数値も変わってくるだろうと思います。」

平成20年6月4日 衆議院厚生労働委員会記録より

御成り太鼓
御成り太鼓

台上倒立
台上倒立

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